GAZIpan日記

田舎の私大生が最近の疑問を発信します

小説 森見登美彦シリーズを語る

こんにちは( *`ω´)

prime readingで読める無料Kindle本が枯渇してきたGAZIpanです(そろそろKindle  Unlimitedに移行しようかな…)

 

前置き(飛ばしてもいいよ)

さて、最近自己啓発本やらビジネス書、皆さんのブログの閲覧が楽しくて、ここ最近小説をあまり読んでいません。

僕は元々読書家というわけではなかったので、中高生時代なんて年に3.4冊読めば上出来というくらいでした。そのため読む小説は基本的に同じ作家さんばかりでした。まぁ…今もそうなんですけど(笑)

 

今日のテーマ

前置きが長くなりましたが今日は僕の好きなある作家さんの小説の紹介をします。

 

その作家さんは森見登美彦という方です。名前くらいは聞いたことありますか?

 

どんな作品を書くの?

ザックリ説明すると京都が舞台の作品が多いです。個性的すぎる人物が数多く登場し、彼らの日常が森見さんらしい独特な言い回しで描かれるファンタジー系エンターテイメント小説って感じですかね。

本当はもっと具体的に伝えたいですけど簡単に説明しました。

 

最近の森見シリーズ

ここ数年実はこの人の作品が度々、アニメーション化され映画にもなっているんです!

話題になったもので言うと

 

・「夜は短し歩けよ乙女

・「ペンギン・ハイウェイ

・「有頂天家族

また隠れた名作アニメとして

・「四畳半神話体系」

といったところです。

 

最初に挙げた「夜は短し歩けよ乙女」は主人公の声優として星野源さんが抜擢されたり、「ペンギン・ハイウェイ」では主題歌に宇多田ヒカルさんが選ばれ話題になりました。どちらもここ2〜3年の間の映画なため、タイトルだけでも皆さん聞いたことあるかもしれません。

 

アニメーション化されたのは本当に最近ですが原作の初版は10年程前なので、当時から読んでいた自分としては突然の吉報にただ驚いた記憶があります。

 

今放送されてるアニメの大半は、漫画だったり、一般人でも投稿できるネット小説、それらが文庫化されたライトノベルが主流ですよね。

 

そんな時代でプロの小説家の本が、アニメーションという形で広い年齢層に楽しまれているのはとても珍しいケースだと思います。

まぁ森見さんの小説はファンタジー系なのでアニメ向きなのもありますが。

 

推しの作家さんの話ばかりで心苦しいですが、今日のテーマなので観念して聞いてください(笑)

 

では引き続き今度はおススメの小説を3冊紹介します。

 

おススメの森見登美彦作品

「夜行」

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約3年前に出版された森見さんの小説の中では比較的新しいほうです。

 

舞台はもちろん京都!…と言いたいところですが、今作は複数のエピソードがあり一概に舞台が京都とは言えないです。物語はある画家が描いた絵を巡る話なのですが、先に言います。

 

ホラーです。

 

各エピソードも大体ホラーです。ですが森見登美彦らしい小説と言いましょうか、どのエピソードも物語のラストに繋がっているため読み終わった後は不思議な余韻が残ると思います。

是非読んでみて下さい!

 

 

「四畳半神話体系」

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先程にも少し出しました、森見さんの小説で最初にアニメ化された作品です。実は、僕が森見シリーズを読むきっかけになった作品で、最初は小説では無くアニメから見たんです。(詳しい経緯は省きます)

 

さて、この作品ですが堂々と言いましょう。森見シリーズの中でダントツで笑えます!主人公は浪人して入学した男子大学生。(舞台はおそらく京都大学がモデル)

 

そんな主人公と夜道で会った場合10人中9人が妖怪と間違え1人は妖怪と納得する人相を持つ

「小津」という奇怪な男の2人が、京都を舞台に繰り広げる阿保すぎる日常エンターテイメント!!!

 

非常に面白い作品なんですが、いかんせん原作の文字数も多いため個人的にアニメから見るのを勧めます。

森見登美彦らしい表現を感じてもらいたいので、無理に小説から入らなくてもいいと思います。

是非観て下さい!

 

 

ペンギン・ハイウェイ

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1番好きです。原作も何周も読むほど好きな作品です。

もし読んだことのある森見ファンなら分かると思うんですけど、この作品…森見登美彦らしくないんです。

いい意味で!

 

まず舞台が某県?府?の郊外になっていて京都ではないんです。また、作家間違えたか?と、思うほど文体が森見登美彦らしくないんですよね。

 

当時は失敗したかなぁ…的な感じで読んでいたんですけど、物語のラストで全ての謎が解け、点と点が結ばれたとき改めて森見さんの実力に感服しました。

出版当時にSF大賞を獲得した作品らしく、それも納得の完成度です。

 

詳しい内容はネタバレになる上、こればかりは本当に皆さんに読んで欲しいのであえて言いません。(紹介なのにそれでいいのかよ!)

 

ごめんなさい(T-T) でも熱意は伝わったと思ってます。森見さんらしくない作品と言いましたが、初見の方は逆にクセがなくて読みやすい作品だと思います。

あ、映画になった作品なわけですけど物語の最後に今までの疑問が一つの理論になります。それが混乱しないように個人的には小説で読むことをお勧めします。

是非手にとってみてください!

 

まとめ

いかがでしたか?多くの作家さんの小説を読むのも面白いですが、1人の作家の作品をとことん読みふけるのも楽しいものです。

もし森見登美彦を知っている方がいたらコメントお待ちしています。

SNSでも気軽に絡んで下さい(`・∀・´)

 

Twitter → https://twitter.com/soimuGAZ

 

最後までありがとうございました!